2011.08.27 宮城県仙台市宮城野区

 震災以降初めての科学教室は、仙台市内の中高生を主対象に「最先端の電池ができるまで」と「時間を止めて見てみよう」という2つのレクチャーと、参加者がほとんど女性だったため急遽リケジョ対談&質問コーナーを追加して行いました。

 「最先端の電池ができるまで」では、バケツ電池の実験をとおして電池の原理を学習した後、現在最先端の電池である「リチウムイオン電池」について、模型を使った説明や講師自身の開発の経験をお話ししました。また海外での授業の経験から、パラグアイの中高生の様子についてもお話ししました。

 

 「時間を止めて見てみよう」では、写真など短時間で観察する技術の変遷と、観察の時間分解能を変えると物事の見え方がどう変わるかについて、講師独自の切り口からお話しました。最後に講師自身の経験を踏まえ、今の時点での得意不得意を気にせず好きなことに取り組もうというメッセージをお伝えしました。

 リケジョ対談では、理系の進路や今の職業を選んだ理由について、講師やゲストの経験をお話しました。

 

 質問コーナーでは、パラグアイの中高生の生活など興味津々の質問が飛び交いました。

 

 手作りのプログラムではありましたが、参加した皆さんに楽しんでいただけていたら幸いです。